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「かっとしてもいい。でも、諦めよ|森博嗣『諦めの価値』を読んで④

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日々の小さなカチン。今日こそ機嫌よく過ごそうと思っても、ちょっとしたことでイライラしてしまう。そんな私に、森さんが一つのヒントをくれた。

あなたは普段の生活でイライラすることはあるだろうか?

私はある。

正直、50代になって増えた気すらする。更年期障害?

この際原因は何でもいいのであるが、これに対処したいと思っていた。

イライラして怒りを爆発させると本人が一番疲れるからだ。あれは本当にエネルギィが洩れる。

やめたいと心底思う。

そんなとき、森さんからヒントを得た。

どこに答えがあるかわからないものだ。私は嬉しくなった。

小さいカチンを諦めよ! 日常生活のコツ

日々のイライラとカチン。割とよくあるのではないだろうか。それは多分ほとんど全員だと私は思う。

私の場合は、

母親嫌いじゃないのにイライラする|母との関係でアンガーログを始めた理由とのちょっとした行き違いでカチン。

車を運転していて割りこまれてカチン。

他人の口の利き方にカチン。

これらの小さいことがあと後まで尾を引いて、釈然としないことがよくある。車を運転していると毎回のようにある話だ。

今日こそは機嫌よく過ごそうと思っていても、ちょっとしたことでイライラして不愉快になってしまう。日常茶飯事である。

そんな場合に、さっと「諦める」ことができれば、それでお終いである。相手は、そもそも悪気がなかったかもしれない。あなたを貶めようとしていたわけではないだろう。

それはそうなんです、わかっているんです。でも速攻でカチンとくるんだから仕方ない。

思わずそう言いたくなる。

何でカチンとくるのか。自分の思い通りにならない苛立ちか?

相手が自分に迷惑をかけたと思っているのか?それもあるだろう。

強引に車の前に割り込まれると、邪魔されたと思うよね?!普通。

相手に謝ってもらいたいのか?それもあると思う。自分が正しいのであれば当然のことだ。

でも、森さんは言う。

謝られることで、具体的に何の得があるのだろうか。それよりも、さっさと問題を諦める方がエネルギィも消費しない。客観的に見て、一番自分の利となる選択なのだ。自分の感情を抑えられたら、「ああ、得をしたな」と思えば済む話だ。違うだろうか?

いいえ、違いません。

森さんのご指摘通りです。独り言を言う私がいた。

かっとしてもいい、問題を諦めよ

何も怒るなということをいってるわけじゃない。かっとすることをやめよと言っていないという。かっとすることを抑えることはとても難しい。これは森さんも同意している。

かっとしなくなったらそれは悟り人か聖人かである。

私は俗人なのでかっとしまくりですよ、と告白しておく。

かっとするなではない。(中略)そうではなく、「考えて、自分の利を取れ」という意味である。感情を抑えることは、それが自身にとって有利であり、得だということを覚えてもらいたい。この技を会得すれば、感情を抑えられた自分に満足し、気分が良くなるだろう。

つまり、かっとしてもいいけれど、そのままでいたら自分が損をするよってことだ。

他人や周囲に自分の不快さの責任を求めてしまう、だからかっとする。ここまでは無意識だろう。

あいつに謝らせたい!と普通はなるところを、「諦める」のである。問題自体を諦める。

諦めることは自分の感情を操ること

「諦める」のは、自分の感情をコントロールする行為であり、これが上手くできるようになれば、自分を思い通りにできる。素晴らしい能力を手に入れたのと同じだ

という。

是非とも諦めたいと思う。

無駄な感情に支配された不快な自分から解放されたい。

「諦めること」である。それが肝心だ。

諦めることは意識して、自分に有利な方を選択し、その結果不利な方を採用しないことだ。

いつも有利な方を選択せよ。

日常の小さな諦めから始めると、そのうち大きな諦めもできるようになるらしい。こうなることで、気持ちよさが、自分のものになる。

この技術、普段からイライラに悩まされる私は手に入れたいと思った。気持ちよさは自分の感情を操ることで手にできるのか。これは今まで考えたことがなかったことだった。

イライラする自分を「諦める」

かっとする自分を「諦める」

諦めた先にイライラから解放された私が笑っている気がする。

私がこの技を会得できれば、その方法を記事にしたいと思っている。

多分、ちょっとしたコツがあるんだろうと考えている。今はイライラしていないので試す余地がないのであるが、意識しておきたいと思った。

この本について

この本「諦めの価値」が気になる方はこちらから。

嫌いじゃないのにイライラする|母との関係でアンガーログを始めた理由

「諦める」は、逃げることじゃない|森博嗣『諦めの価値』を読んで①

「諦めきれない」の正体は、行動しなかったことかもしれない|森博嗣『諦めの価値』を読んで②

絶望したとき、人はどうやって立ち上がるのか?|森博嗣『諦めの価値』を読んで③

長生きしたい。でも、死も孤独も諦めてみる|森博嗣『諦めの価値』を読んで⑤

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