日々の小さなカチン。今日こそ機嫌よく過ごそうと思っても、ちょっとしたことでイライラしてしまう。そんな私に、森さんが一つのヒントをくれた。
あなたは普段の生活でイライラすることはあるだろうか?
私はある。
正直、50代になって増えた気すらする。更年期障害?
この際原因は何でもいいのであるが、これに対処したいと思っていた。
イライラして怒りを爆発させると本人が一番疲れるからだ。あれは本当にエネルギィが洩れる。
やめたいと心底思う。
そんなとき、森さんからヒントを得た。
どこに答えがあるかわからないものだ。私は嬉しくなった。
小さいカチンを諦めよ! 日常生活のコツ
日々のイライラとカチン。割とよくあるのではないだろうか。それは多分ほとんど全員だと私は思う。
私の場合は、
母親嫌いじゃないのにイライラする|母との関係でアンガーログを始めた理由とのちょっとした行き違いでカチン。
車を運転していて割りこまれてカチン。
他人の口の利き方にカチン。
これらの小さいことがあと後まで尾を引いて、釈然としないことがよくある。車を運転していると毎回のようにある話だ。
今日こそは機嫌よく過ごそうと思っていても、ちょっとしたことでイライラして不愉快になってしまう。日常茶飯事である。
そんな場合に、さっと「諦める」ことができれば、それでお終いである。相手は、そもそも悪気がなかったかもしれない。あなたを貶めようとしていたわけではないだろう。
それはそうなんです、わかっているんです。でも速攻でカチンとくるんだから仕方ない。
思わずそう言いたくなる。
何でカチンとくるのか。自分の思い通りにならない苛立ちか?
相手が自分に迷惑をかけたと思っているのか?それもあるだろう。
強引に車の前に割り込まれると、邪魔されたと思うよね?!普通。
相手に謝ってもらいたいのか?それもあると思う。自分が正しいのであれば当然のことだ。
でも、森さんは言う。
謝られることで、具体的に何の得があるのだろうか。それよりも、さっさと問題を諦める方がエネルギィも消費しない。客観的に見て、一番自分の利となる選択なのだ。自分の感情を抑えられたら、「ああ、得をしたな」と思えば済む話だ。違うだろうか?
いいえ、違いません。
森さんのご指摘通りです。独り言を言う私がいた。
かっとしてもいい、問題を諦めよ
何も怒るなということをいってるわけじゃない。かっとすることをやめよと言っていないという。かっとすることを抑えることはとても難しい。これは森さんも同意している。
かっとしなくなったらそれは悟り人か聖人かである。
私は俗人なのでかっとしまくりですよ、と告白しておく。
かっとするなではない。(中略)そうではなく、「考えて、自分の利を取れ」という意味である。感情を抑えることは、それが自身にとって有利であり、得だということを覚えてもらいたい。この技を会得すれば、感情を抑えられた自分に満足し、気分が良くなるだろう。
つまり、かっとしてもいいけれど、そのままでいたら自分が損をするよってことだ。
他人や周囲に自分の不快さの責任を求めてしまう、だからかっとする。ここまでは無意識だろう。
あいつに謝らせたい!と普通はなるところを、「諦める」のである。問題自体を諦める。
諦めることは自分の感情を操ること
「諦める」のは、自分の感情をコントロールする行為であり、これが上手くできるようになれば、自分を思い通りにできる。素晴らしい能力を手に入れたのと同じだ
という。
是非とも諦めたいと思う。
無駄な感情に支配された不快な自分から解放されたい。
「諦めること」である。それが肝心だ。
諦めることは意識して、自分に有利な方を選択し、その結果不利な方を採用しないことだ。
いつも有利な方を選択せよ。
日常の小さな諦めから始めると、そのうち大きな諦めもできるようになるらしい。こうなることで、気持ちよさが、自分のものになる。
この技術、普段からイライラに悩まされる私は手に入れたいと思った。気持ちよさは自分の感情を操ることで手にできるのか。これは今まで考えたことがなかったことだった。
イライラする自分を「諦める」
かっとする自分を「諦める」
諦めた先にイライラから解放された私が笑っている気がする。
私がこの技を会得できれば、その方法を記事にしたいと思っている。
多分、ちょっとしたコツがあるんだろうと考えている。今はイライラしていないので試す余地がないのであるが、意識しておきたいと思った。
この本について
嫌いじゃないのにイライラする|母との関係でアンガーログを始めた理由
「諦める」は、逃げることじゃない|森博嗣『諦めの価値』を読んで①
「諦めきれない」の正体は、行動しなかったことかもしれない|森博嗣『諦めの価値』を読んで②
絶望したとき、人はどうやって立ち上がるのか?|森博嗣『諦めの価値』を読んで③
長生きしたい。でも、死も孤独も諦めてみる|森博嗣『諦めの価値』を読んで⑤

