「働けなくなる」と聞いて、何をイメージしますか?
私はずっと事故や大病のような派手な出来事だと思っていました。
でも50代になって気づいたことがあります。
社労士として、そして50代として、自分のためにはじめた備えの話を書きます。
ブラック零細企業時代の私は、自分の体が止まる日なんて想像もしなかった。
止まるのはパソコンくらいだと思っていた。
私は動き続ける前提だった。
でも、その後老人保健施設や社労士の仕事を通して、少しずつ考え方が変わった。
そして50代になった今、自分のために少しずつ始めたことがある。
今日はそんな「備え」の話をしてみたい。
体が止まる未来を想像してみた
あなたの体が動かなくなることを考えたことあるだろうか?
ブラック零細企業時代の私は思ってもみなかった。
その後老人保健施設で管理栄養士として働いたとき、初めて実感した。
高齢者の最期の姿。働けないを通り過ぎて、動けなくなる実態。
想像はしていたけれど、これも結構厳しいものだった。
そして社会保険労務士となった今、
若い人でも働けない人がいる事実を目の当たりにすることになった。
若い人で働けない人たち。
この人たちは原因があって働けない。
若いから生活費が必須の場合が多い。
子供がいる、妻がいる、夫がいる 親がいる。支えるべき人がいる人たちだ。
そして私のように独りの人は自分を支えないといけない。
頼れる人がいないのも切実。
私はたまたま「働けない」人たちに会う機会を持っていた。
だからその実態を目の当たりにしている。
正直怖かった。
怖かったのは病気そのものじゃない。
「もし自分だったら」という想像が止まらなかったからだ。
いつも大好きなコーヒー片手に記事を書く私。
そのコーヒーを入れることすらままならない人が多くいる現実。
最期は体は動かなくなる。
それは100歳越えてからでいい。
現役時代にこれが来たら、正直困る。
備え① 体の数字を知る
私は対策を考えた。
大事なのは自分の現実を知ることだ。
幸い私は過去からの健康診断の結果を時系列で並べてみることが好きだ。
数字で確認していた。
50代で認識したショックはヘモグロビンA1cが6.0になっていたこと。
先生は大丈夫でさらっと流したけれど、私の中では流れなかった。
とんでもないことだった。私の体であれは衝撃だった。
ただ、衝撃を受けることができるのも、数字を認識できたからだ。
私が人間ドックにもいかない、
放置プレイ型であったならこの変化に気が付くことができなかった。
こっちのほうがよっぽど恐ろしいと感じた。
自分の体を知る。
最重要だ。
知ることで改善できることが多い。
→ 管理栄養士なのに血糖値で固まった日|50代の私に起きたこと
備え② 制度を知っておく
そしてさらに知っておくことの重要さは制度にも当てはまる。
障害年金の申請書類を作りながら、ふと思った。
この人は制度を知っていたから申請できたんだっていう事実。
知らなかったら、どうなっていたか。
さらに知っていても、
書類が大変でできるわけないってあきらめていたらどうなっていたか。
これも怖いことだ。
制度は知らないとそれで終わりだ。
知っていても、一人ではたどり着けないことがある。
私の依頼者は制度を知って、
さらに、自分ではできないと判断し社会保険労務士の私にたどり着いている。
この人たちはつらい状況にあって、前を向き行動できている。
凄いことだと改めて感じた。
知っているかどうかで、全然違う。
知っていても活用できるかできないかで結果は全く違う。
私は自分が働けなくなった時の国の制度を、知ることから始めている。
社労士領域はこの知識を知るってことではありがたい資格だ。
それが私が自分のためにやっている備えの一つだ。
→ 障害年金は他人事だと思ってた|社労士になって初めて知った”働けなくなる”のリアル
備え③ 未来の自分へのプレゼント
自分の体を知り、いざという時の制度を確認しておく。
次に私が行ってる毎日の実際を紹介しておこう。
それは保険に入ることではなかった。
私が50代になり実践していることは、ちょっとした体にいい習慣を取り入れることだ。
体にいい習慣については前の記事に書いた。
具体的には
・食べ過ぎない
・階段を使う
・睡眠優先 これだけ。
小さいことばかりだ。
でも50代になって気づいた。
大事なのは大きいことをするのではなく、小さいことをやめないことだ。
これが未来の私を笑顔にすることを私は信じている。
大きな備えじゃなく小さい抵抗を続ける
事実と制度を知ったうえで無理のない範囲でできることをやる。
これが私のスタイルだ。
時間をやりくりしてジム通い。
私にはできないし多分続かない。
体に負荷がかかることは長続きしないのだ。
やるなら徐々にやっていく、これが私には良いみたい。
義務化すると途端に重くなる。
できるところからちょっとずつ。小さい抵抗をしていこう。
誰だって未来はわからない。
働けなくならない保証なんてない。
それは私もあなたも同じだ。
でも、働ける時間を少し長くすることはできるかもしれない。
それはちょっとしたことを意識することから始まる。
私は大好きなコーヒー片手に想像している。
100歳になっても楽しくブログを書いてる自分の笑顔を。
だから私は今日も階段を使う。
小さい抵抗だけど、未来の私へのプレゼントだと思っている。
このブログ全体の視点についてはお金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいことに書いている。

