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「陽転思考」で人生は変わる。50代が『得する人』から学んだ、身・口・意を整える話

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アラヤ識に潜在意識が刻まれる話の続きだ。

では、どうすればいい方向に刻めるのか。
無能唱元さんの本には、身・口・意という3つの入口と、
一期一会、そして陽転思考という答えが書かれていた。

50代の私に一番響いたのは、登山のたとえだった。

「得をする人」の読後の感想の続きだ。

何も目新しいことはない。

でも、表現の仕方がわかりやすいのだ。
無能さんの言葉は。

仏教に詳しい人なのか、あちこちに仏教ではかくかくしかじかであるという説明が入る。
仏教なんだろうけど、
その辺のお坊さんの話とは違い、角度が鋭く私の心にはとても良く響く。

身・口・意を整える

【引用】

そこで皆さん、インプットする際に、くれぐれもマイナス、グレーのものを入れないように選別しなければならない。さて「因」はどういうようにしてアラヤに入るかというと、古来、仏教では、身・口・意の3業による、としています。行動の「身」、言葉の「口」、意識の「意」によって体験されたことを元とし、アラヤ識のなかに納めるにいたる、とされています。人間の全活動を行うこれら身・口・意のそれぞれについて、プラスのもの、ピンクのものだけを選ぶ方法を私たちは知っていなければならないのです。

まずは、言葉だ。
もともと日本では言霊という。これはよく知られていることだ。

「毎日暑くてうっとうしいですね」
これに対して「暑いですね」は良い。
「暑すぎていやになっちゃう」では駄目だ。

その後は
「しかし今日は空気が乾いていてサラッとしています。軽井沢にでも行った気分ですね」
と答えるのが良い。

こんなことをしているとまわりから反発を受けるかもしれないと無能さんはいう。
それは世の中が圧倒的に否定型、マイナスのことに満ちているからだと。

たしかにそうだ。
めっちゃ暑いのに「このくらいの暑さは心地いい・・」
これ言うと完全に浮くことだろうな。
昨今の気候だと特に。

「暑いね!!」これだけに留めておくことが肝だ。

私はついその場しのぎの、不要な言葉を残してしまう。

要注意だ。

【引用】

しかし、マイナス好きの人が多いというのは、非常に有利ですよ。何故なら競争相手がほとんどいない、ということなんですから。あなたはこれで非常に成功しやすくなる。

じめじめした梅雨どき、「毎日、雨ばかり降って、うっとうしいですね」と言われて、「全く、洗濯物が乾かなくて」と、イントネーションも泣き調、これはいけない。「でも、あじさいが綺麗じゃないですか」「農作物には恵みの雨ですね」なんて、もう一生懸命にプラスのものをほじくり出して言う。ここが大切です。

「疲れた」とよく言いますね。「お疲れでしょう」「ええ、もうぐったり」なんて答えたら、疲れがどっとでてきちゃう。「いや大したことありません」、くたくたでもそう言わなければならないのです。

なかなか、難易度が高いよ、無能さん。

次に「意」。

「意」というのは、「であるがごとく思え」ということだ。

①繰り返し考えること 

②できるだけ細部まで、絵のように心に思い描くこと 

が大事な条件だ。(難しい・・・)

【引用】

たとえば、家が欲しいと思っている人はいるけれども、どのような家が欲しいか細かく設計図を書き、見取り図を書く、そういう人はあまりいないんです。このやり方が一番効き目があります。絶えず図を書いて、絶えず人に夢を語る。そして夢が叶った風景を、うっとり頭に描く。この「うっとり」が大事です。イライラしていれば、いくら考えても叶わない。

そして「身」。「であるがごとく行動する」ということだ。

セールスマンになりたい作業員に、デパートで背広、イタリア製の皮靴、アタッシュケースを買わせ、自分はすでに営業マンになった、もう成功していると思い込ませ、さっそうと工場に行かせて、その後、事実そうなった話が語られている。
(そんなこと、できるんかい?!)

【引用】

ただ、ここで皆さん、重大なことは、「あるがごとく」というのは自分の内部にむかって、つまり深層意識にむかってやることなんですよ。セールスマンでもないのに外にむかって「俺はセールスマンだ」ってやったらこれはいけない。これでは嘘つきです。

いちいち納得の話だ。

自分で自分の内面にむかって演技をすることで縁起を起こす。
(日本語は不思議と同じ音で複数の意味をあらわす。まさに神の言葉!!)

外にこれをやったら、みんなの私を見る目が変わっちゃうよ。

一期一会は、時間すべてに向けられた言葉だった

あと一つ大事なこと。

「一期一会」の感じ方だ。

私はこの言葉は人に対する時の心構えのことかと思っていた。お茶の言葉だから、「この人に会うのは是が最後と思い、心を込めて接待する」そう捉えていた。

じつは、もっと広く、大きな意味でこの本は捉えていた。
それは、人に対するだけでなく、すべての時間に対してだ。

「今というときはたった一度しかない」これに尽きる。

【引用】

実際のところ、現在、いまこのときが、我々にとって一番大切なのです。なぜかというと幸福をかんじるというのは現在しかないからです。感じるということは過去にはないし、未来にもない。幸福感というのは、知覚現象なんです。

未来に大きな希望をもち、夢を描いて、あたかも、それが叶ったような錯覚に陥って、うっとりしているときに、その「現在」は幸福なのではありませんか。過去において成功したことを思い出し、ああ、俺は偉いんだ、よくも、あれだけ成せた、よかったなぁという思い出にひたっているとき、その「現在」が幸福なんではないでしょうか。

いま、いま、いまである。いましかないのだ。

陽転思考という黄金の鍵

【引用】

我々は「ナウ・アンド・ヒア」をすべて意識で体験しています。その意識をピンクに、幸福にするためには、未来の良き予想のみ、過去の良き体験のみを使うとよろしいのです。そうやって現在をピンクに充満させるならば、我々は幸福な1日を得る。そして翌日もそうである。毎日毎日そうしていく。

感謝の気持ちを見いだすというのは、自分の心を陰なるもの、マイナス、グレーから陽なるもの、プラス、ピンクなるものへ自分の意思をもって変えることです。こういうのを「陽転思考」といいます。もし人生で幸福の秘訣をただ1つあげろといわれたら、その黄金の鍵はこの陽転思考にある、といえます。

良い言葉だけを口にする、よいことだけを思う。日常の情念をピンクにしておかなければ、どんなプラスの願望もアラヤに入っていかないんです。それをつづめれば、次の2つになるかもしれません。①今ないものは数えない ②あるものを数えて絶えず感謝する

ああ、ここに、これだけあればなぁ、
ないから不満だ、しゃくだ、
と思うようなことを数えない。

そして今、あるもので満足する

ああ、ありがたいと感謝すると、情念がピンクになってくる。

登山にたとえた、思考の整え方

無能さんは登山にたとえて思考の整え方を述べている。これがまたわかりやすい。

【引用】

今、高い山、富士山のような山へ登ろうとする。8合目まで登った。さて、そこでたちどまって涼しい風で汗を乾かしながら、ふと見下ろして、ああよくここまで登ってきたものだ、俺は良くやった、と悦にいる。つまり過去を眺めて、今あるものを数えて心から満足することです。さて汗がひいたら、今度は頂上を見上げて、さあ、どうにかしてあそこまで、たどり着くぞ、やったるぜと自分に気合いを入れるのです。

これを8合目まで来ているのに、「なんだ、まだ8合目か、汗はかくししんどいことだ」という意識ではいけないのです。過去を眺めて悦にいり、未来を眺めてここで現在に不満を生じる。こういう意識操作をすることが大事であります。これができる人は「日々是好日」というゼンの根本の心理を体得し、悟りを開いた人だといえるわけです。

いつも心をピンク色にしておくこと。

過去で悦に入り、未来を見据えて現在に気合いを入れる。

それができるようになれば私のアラヤがピンクに染まり、
どんどんうまい果実が私にもたらされる。

そういったことのようだ。

不安は大事だけれど、それを抱きしめてなお、桜吹雪を巻き起こす力

それを得るには、意識することとそれを継続すること、これが肝心だと思った。

無能さんのこの本はとても感じる部分の多い本だった。
素敵な言葉や話があちこちに散らばっていて、とてもまとめきれない。

この後、本の内容は無能さんオリジナルの考え方、物事の捉え方、日常の楽しみ方に移っていく。また折に触れて読み返し、ブログに残したいと考えている。


この本が気になった人はぜひ手に取ってほしい。
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アラヤ識とは何か、ピンクとグレーの話はこちらに書いた。
→ 「ピンクの感情」で人生は変わる。50代が『得する人』から学んだアラヤ識の話

こうした気づきも、私の中では一本の線でつながっている。
このブログ全体の考え方はお金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいことにまとめている。