私の一番おそれているものの話をしよう。
怖いものは山ほどある。
その中でも最強のラスボス不安だ。
「老後2000万円」に向き合っていた
私はずっとブラック零細企業にしがみ付いていた。
ほかに行き場がない、
結婚もしたくない、
生きていく糧は自分で得なければ。
親に迷惑は絶対かけられない。
その気持ちが強かった。
やることは一つ。貯金だ。節約だ。
そして増やすこと。
投資にも興味を持った。
お金の準備は自分でできるMAXをしてきた。
そんな時老後2000万円問題。
老後不安はお金だという確証を得た。
みんな同じだ、そして私も同意だ。
だからその問題の前から、20代から資金問題には向き合ってきた。
でも不安が消えなかった。
この不安はお金ではないのか?
本当に怖かったのは、お金じゃなかった
ブラック零細企業に21年もいれば体もおかしくなる。
天敵おやじが転勤で、隣に鎮座した日には命の危機を感じた。
体半分、天敵おやじがいるほうがマヒした。
体が異常をきたしている・・・
怖っ!
「働けなくなる日」が頭をよぎった。
ブラック企業21年、摩耗していく自分を見ていた。
社労士として見てきた|障害年金の現実
その後私は社会保険労務士として独立開業した。
この社労士という仕事。
弱者に寄り添う仕事でもあったのだ。
障害年金の申請代行を数件させていただいた。
実際、本人と面談し状態を聞き取れる人。
認知症で本人と会話できない場合ご家族と面談する。
ご本人の苦労。
家族の涙。
私は実際に目で見て耳で聞き、
書き取り、書類をまとめた。
働きたくても働けない。
働けなくなった人たち。
向き合ったご本人、ご家族の心の叫びを聞いた。
働けなくなる・・・これは怖いを通り越していると思う。
資産があっても、稼ぐ力を失ったら
65歳より前に働けない状態になったらどうだろう。
収入が途絶えたら何が起きるか。
これは人生の根幹、生きていく糧が失われることになる。
投資で乗り越える??
それは投資の神様次第。
投資の世界の神、市場は気まぐれだ。
資産が半分になる覚悟は常に必要。
安心が全然たりない。
お金は守れても稼ぐ状態は守れるか。
収入がなくなると、心の中で警報が鳴り響く。
これは本能からの防衛指示だ。
ストレス過多状態。
命が動けと指令をだしている。
収入がなくなると生きていくことが困難になる。
この命の指令が目指すのは稼ぐ力を得よ!ということだった。
私は指示に従い、稼ぐ力を得ることをずっと考えていた気がする。
だから私は「稼げる状態を守る」ことにした
資産が0になってもやっていける力、稼げる力が欲しい。
失敗してもまたリカバリーできる能力と気力、体力が欲しかった。
私には人より秀でた能力がない。
だから積み上げることにした。
石の上にも3年、雨だれ石を穿つ方式採用だ。
稼げる状態維持には、
健康(絶対条件)
そして特技、これが必須。
特技のない私はみんなにぱっと見でわかってもらいやすい資格に着目した。
さらに投資の能力。
健康・資格・投資
この3本柱である。
この三本柱で、収入の道がリセットされてもまた立ち上がる仕組みを作る。
3本柱を回してお金の流れフローを止めない。
維持し大きくする仕組みだ。
仕組みさえできれば、あとは勝手に回ってくれる。
そういう状態にしたかった。
稼げる力さえあれば、お金が減っても怖くない。
リカバリー力を得たことになるからだ。
(七転び八起、最強!)
逆に言えば、働けなくなることへの怖さが、
私の守りを強固にし、
私を動かし続けてきた原動力だったのかもしれない。
そうであれば、怖さも捨てたもんじゃないなと思う今日である。
利用の仕方だ。
飲まれず利用する。
50代は恐怖ともうまくつきあえる年代かもしれない。
もし今、自分が働けなくなったらどうなるか。
会社の規定か年金事務所のサイトで、一度だけ確認してみてほしい。
知るだけで、怖さの種類が変わる。
何もしないことが人生を不安にさせている、私はそう思う。
働けなくなる不安は、結局のところ「老後への不安」全体の入り口だった。
自分だけじゃないと、データを見て知った話はこちら。
→ 50代女性の老後、本当に怖いものランキング|お金・健康・認知症…調査データで見えた不安の正体
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