親の加齢を目にするのは辛い。
出来れば見たくない。
考えたくない。
あなたは親とどう向き合っているだろうか?
人間、子供はいない人も多いが
親のいない人はいない。
生まれている以上親はいる。
親について思うことを書いてみたい。
老後4000万円あれば安心だと思っていた
私は65歳までに4000万を基準に老後資金は考えている。シミュレーションしてある程度は納得している。さらに私は65以降も働くつもりだ。
4000万あればおおよそ安定は得られる可能性が高い。
投資で運用するので、暴落の備えが大事。
だから働くのである。
シミュレーションの詳細はこちらに書いた。
→ 65歳で4000万円あれば安心なのか?100歳までシミュレーションしてみた
数字を計算すると、不安は少し小さくなった
実際計算してみると、気持ちが落ち着く。
わからないと不安だけが暴走しがちになるのはみんな同じだ。
だから計算してみる。
これ大事。
実際先のことはわからないけど、基本、暴落しながらも株価は上がっていく。
でも現実は、お金では計算できなかった
将来の見通しはある程度立った。
でもほかの問題が急浮上してきた。
それが去年、母のことである。
入院後、母の体調と母の性格が様変わりしていた。
これは計算できないものだった。
私はひざの手術をすればよくなる、と信じていた。
膝に人工関節を入れてる人なんて5万といる。良くなった人も多い。
当然母も膝がよくなる、そう考えていた。
しかし違った。
しかも菌が入り炎症を起こしたため、傷を開いて再手術した。
入院が長引く。
筋肉が落ちる。
母にとっては辛いことだったろう。
さらに十二指腸潰瘍で再入院。
さらに筋力が落ちていく。
これはシミュレーションには入っていない誤算だ。
見てる私も言葉がなかった。
なんでこんなに重なるのか・・・
かわいそう? 違うな。 なんか腹立たしかった。
私は自分の無力感を感じていた。
親が家に戻って、私の毎日が変わった
そして2025年 冬 母は退院した。
入院が続いていたのでリハビリ入院をさせての退院だった。
帰りたい帰りたいと父に訴えていたという母。
入院中は私が台所を仕切り、父と自分の食事を作っていた。
マイペース。
そこへ母が登場した。
私と衝突した。
それもそのはず。母は台所の主として60年弱君臨していた。
当然そうなる。
私のペースが崩れた。
計算機では計算できない、大きな負担がやってきた。
これは事前予測不能だった。
入院前は仲良くやっていたから。
役割分担が変わるとここまでぶつかるものなのか。
私の姿は台所から消えていた。
気づけば、私の予定は全部後回しだった
母が退院してからだ。
私の主たる仕事に買い物が大きく加算されることになったのは。
買い物だけではなかった。その他もろもろ。
見えていなかった時間が、急に重くなってきた。
お金じゃない、時間だ。
私の時間が地味に削られていく感覚。
やりたいことができないストレス。
これを肌で感じていくことになる。
私が怖かったのは、お金が減ることじゃなかった
高齢になると父も母も病院にいくことが増える。
父は自分で行ける。
しかし何かあるときは家族の同伴を求められた。
母は車に乗れない。
もれなく送り迎えが必要だ。
父も母も病院にお世話になることが増えたな。
ふとそう思う。
昔はそんなこと全くなかったのに。
年取ることはそういうことだ。
私はこれからのことを思うと怖くなることがある。
父母のこと、両親を送ること、その後の一人の私。
怖いのはお金のことだけじゃなかった。
親の衰え、そして多分私だけ残される未来。
親も自分も体は弱くもろくなっていく。
私はともかくその親の姿を見るのは辛い。
そしてその流れを止められない変えられないことが怖かった。
時間は流れていく。
その流れを、親を通して、さらに自分の身でも体感するのが50代かもしれない。
同じ怖さを感じたことを、こちらにも書いた。
→ 老後2000万円より、私が本当に怖かったもの|50代独身女性が気づいた「働けなくなる不安」
それでも私は、今日の生活を続けている
両親のいない世界の私がどうなっているかはわからない。
ずっと泣いているのか、
意外とけろっとしているのか、
それはわからない。
一人ぽつんと膝を抱えている?
それは避けたい。
だけどさみしいと感じているのは想像できる。
母とはぶつかることが多い。
ストレスマックスになる。
それでも一緒に過ごせる今日がありがたい。
心の奥で本当の私はそう思っている。
それをわたしは知っている。
だから今日も母に買い物リストをもらっている。
この生活を続けている。
あなたとご両親との関係はどうだろう?
聞かせてほしい。
同居の親についてのお金の話はこちらにもある。
→ 親と同居する50代独身女性の老後準備|実家暮らしだから安心とは言えない理由

