お金を貯めるのは得意なのに、なぜか使えない。そんな自分を「使えない人」だと感じたことはありませんか。
日本では高齢者ほど資産が多く、使われないまま相続されるというデータがあります。
今回は、貯め込むことが「呼吸」になってしまった私自身の心理を、統計データと照らし合わせながら考えてみました。
ある程度お金がたまったら使ったほうがいいって話、あなたは聞くことがあるだろうか?
死ぬときが一番お金持ち問題だ。
実際かなりこういうタイプの人はいるらしい。
何を隠そうこの私も「お金を使えない人」だ。
今、頑張って使うことを意識しようとしている段階だ。
今日はため込みすぎる心理について考えてみた。
①私もまさにその「使えない」側だった
ここで告白しよう。
何を隠そう私はお金を使うことが非常に苦手だった。
昔よりは使えるようになった。
そして自分のために使おうとしている。
それも確か。
その変化を書いた記事はこちら→[50代からのお金の使い方が変わった理由]
それでも根っこの私は、まだ「守る側」の人間である。
苦節50年の癖がそう簡単に抜けるはずもない。
節約はもう呼吸になっている。
使うこと、特に浪費はできない。
心が苦しくなる。
出費すると心が不安になる。
必要なものには使える。
でも、自分を喜ばせるためだけのお金は、まだ使いにくい。
私は現在、自分の「喜びのため消費」の練習中だ。
なぜなのか。自分のことを考えてみた。
私の資産は70%が日本株である。
日本個別株はボラティリティが非常に高い。
そのうえ過去の日本株、匍匐前進の日々が記憶に刻まれている。
私の頭がいつも呟くのだ。
いつ何時あの時代が来るとも限らない。
思い出せ。あの苦節の日々を・・・
だよね、納得する私がいる。
日経が7000円台まで落ちた頃、画面を見るのも嫌になった時期がある。
あの時の感覚がまだ頭のどこかに残っている。
日本株は上がらず、下がるときだけ人一倍の市場だ。
アメリカがくしゃみをしたら日本は大風邪をひく。
数年前はよく言われてたものだ。
だから今も怖い。
怖いけどちょびっとづつ使っている。そんな私だ。
株は売って確定しない限り、利益が乗っていてもそれは簿価のことで幻だ。
まさに幻想。
今日の100万は明日の50万かもしれない。
評価額は「確定したもの」じゃない、という感覚。
含み益は本物じゃない、という事実。
悲しいかな、これは本当の話。
だから下げ相場の時は、精神的につらい。
それでも投資を続けているのは、理由がある。
儲けたいだけならとっくにやめていたという話は別に書いた。
でも、それが株式投資だ。
そんな「お金握りしめの私」がみつけた驚きの統計を披露したい。
②最近見つけた統計の衝撃
日本の資産は高齢者に偏っている。

70歳以上お金持ちすぎ!!
648兆円だ。
60歳代の人もまずまず持ってる。609兆円。
2025年3月末の家計金融資産残高は、2,195兆円らしいから、60歳以上の人が全体の約60%を占めてる。
次のグラフが如実に表している。

やはり高齢者に資産が偏っているのか。
生活費もかからない、活動範囲も減るからまぁ、そうなるな。
もっと使えばいいのに。
グラフだけ見ると私はそう感じた。
高齢者も自分の「喜びのため消費」をしたらいいのに・・・

相続財産の内訳
年間相続財産:約20.7兆円
うち現金・預貯金:約7兆円
相続財産の中では最も大きな割合を占めている。
使われずに残ったお金も、かなり含まれているのかもしれないな。
現金・預貯金が相続財産の3割以上を占める。
もちろん、これだけで「高齢者がお金を使っていない」とは言えない。
ただ、私は自分の未来が少し怖くなった。
「おいおい・・」思わず言葉が出た。
これは他人ごとじゃない。
私みたいなおひとり様は相続させる子もいない。
私は自分の未来について思いを巡らせた。
このまま株式投資にどっぷりだと、
死ぬとき一番お金持ちパターンになりそうな私がたたずんでいた。
「自分の喜び消費」を意識しても、
握りしめ度合いが圧倒的に強い私が、空を見上げていた。
③では何が楽しいのか
「守銭奴のごとくお金を貯めて何が楽しい?」
「そんな人生で良いのか?」
よく言われている。
「使うも人生」ってね。
私自身もそうだと同意する。
そして自分が自分に「どうして使えないの?」って自問自答することもある。
すると私は言うのである。
「ちゃんと買うべきものは買ってるし使うべきところでは使ってる。」
そういう話らしい。
お金の使い方は人それぞれだ。
何に使うと私が喜ぶのか。
私が納得する使い方、その新しい道をみつけたい。
「喜びのため消費」の開拓だ!!
④私のうれしいお金の使い方
昔よりは使えるようになってきた。それでも根っこはまだ守る側の人間だ。
そんな私が最近新しいお金の使い方を発見した。
アーティストデートである。
一人で行く、一人で動く、私一人のために時間とお金を使う。
これが私のお金を使う練習になっている。
統計を見て感じたのは、「高齢者がお金を持っている」ことではなかった。
多分、多くの人が私と同じで、使い方がわからなかったのではないか。
そして多分、使うことが怖かった、
そのうち使う気力がなくなったのではないか?
貯めることは得意でも、喜ぶために使うことは案外難しい。
⑤私の喜びにお金を使う
お金はいろいろな価値に変換できるまさに万能薬。
だから使い方もいろいろだ。
私は私が一番喜ぶことに使っていきたい。
それが一番生きたお金の使い方だと思うから。
あなたの喜びの泉は何だろう。
贅沢にお金を使うことだろうか?
それともおいしいものを食べることだろうか?
まずは1000円から。
今週も1000円だけ、自分が喜ぶことに使ってみようと思う。
私はたぶん一人でどこかへ行く。
コーヒーかもしれないし、本屋かもしれない。
小さなわくわくを探しに行く。
お金の話は、結局のところ「どう生きたいか」という話につながっている。
このブログ全体の視点については
[お金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいこと]
に書いている。
→ お金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいこと
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