人付き合いの疲れは、突き詰めれば全部親との関係に行き着くらしい。この呪縛から自由になる方法が、この本には書かれていた。
親との関係が、すべての土台
人付き合いにも、親との関係性が重要だ。
人間関係、コミュニケーション、それらすべての中に親との関係が関連しているらしい。
ここでも親子関係か・・・と思ってしまう。
それほどこの問題は大きい。
親のいない人はいない。あなたにも私にも親はいる。
親のこと、親と私との関係、これも近すぎて見えにくい。
大変見えにくい。
著者はその近い関係をどう紐解いていくのだろうか。
赤ちゃんは天才だ
基本人間は母親の子宮の中にいるときから、母親の声、父親の声を聞いているという。
そうであれば、天才で無垢である命が両親の影響を受けないはずがない。
そもそも、真っ白な命は、無力であるが故に生きていくために新しい環境に順応するよう本能ができている。
しかも彼らは天才ときた。
ものすごいスピードであり得ない正確さで親から他人との関係性を学んでいく。
親との関係性で学んだ型。
それが人生を通してその人の中で無意識として再現されていく。
本人さえ知らず知らず、親との関係に支配され続ける。
鋳型である。
私の鋳型・・・多分、マイナスの鋳型を作っている。
そして後生大事に抱えている。
幼少期より母は感情の起伏の激しい人だった。
そして私は長女。
怒られるのはいつも私。
人の顔色をうかがう、自己主張が苦手。
その傾向はこんな幼児期にできてるかな?
「三つ子の魂、百まで」これは鋳型のことを言っているのではないか?
この言葉に真実を見た気がした。
ただ、大事に育てられた人間ほど人の顔色を読むのがうまいという話もある。
だから私は初めての子ですごく大事にされた。
(すっごく祖父母を含め、別格に大事にされていたらしい。私)
と同時によく怒られることもあった。
ミックスして今の鋳型ができた・・・そんなところだろうか。
そこでできた型に、親に縛られ続けるという、問題が起こるわけだ。
この問題は、多かれ少なかれどの人も抱えている。
そんな絶大なる、親との呪縛から自由になる方法それが書かれていた。
感情の解放
①母親に対して正直に感じている気持ちを書き出す。怒りも愛情も寂しさも。
②母親に対して我慢していたこと、犠牲にしてきたことを書き出す。
③母親に対して言えなかったこと、母親のせいでできなかったことを書き出す。
「感情」の解放によって心の中に溜まっていた重たい感情を吐き出すことができ、心に余裕が生まれます。特に怒り、悲しみ、罪悪感、恨みつらみの感情を持っていることは、お母さんのことをより強く意識する根拠になります。
たとえば、パーティーなどでいろんな人と話をしたときに、どちらかというと態度が悪く、嫌いなタイプの人のほうが印象に残りますよね。怒りや嫌悪感という感情はインパクトが強いので、そうした感情を持てば持つほど、その人に意識が向いてしまうのです。
根本氏は、たとえが非常にうまい。
わかりやすい。
これはこの本全体を通していえることだ。
はっと納得させられる。
嫌な人ほど印象に残る、
これは幸か不幸か確かにそうだ。納得する。
母親との間の重い感情。
これから自由になること。
そのためには記憶の奥に埋まっている暗い過去を光の当たる場所へ引っ張ってこなくてはならない。
その作業がこれだ。
父親ではなく母親であることが興味深い。
母親、なのである。
感謝
①母親に感謝できることを書き出す。
②母親が母親で良かった理由を書き出す。
③母親に感謝の手紙を書く
「感謝」を向けることはお母さんへの愛を感じることです。ネガティブな感情を手放して、そこに愛を入れることにより、お母さんとの間にポジティブな思いをつくることができます。
ポジティブな思いを持つものや人に対して、私たちは自分軸で行動しやすいものです。「あの店、すごくおいしかったし、店員さんの態度も良かったなあ。又行きたいなあ。」という経験を皆さんもお持ちかと思います。そうすると、再びその店を訪れるとき気分良くその店の扉を開けられます。
お母さんに感謝することで、お母さんに対するイメージがポジティブなものとなり、気分良くお母さんと接することができるようになるのです。
母親との間の暗い思いに光を当てて意識下においた。
次はそれを感謝で上書きするという方法である。
そうすることで解放されていくらしい。
母親からの解放作業の提案だ。
やはり根はそこにあるのだな。
これが本当に大変だ
この作業がほんとに大変だ。
自分の過去、自分の気持ちに真っ向から向かい合うこと、これって気力体力を消耗する。
しかしこれなくして、充実した自分の人生を歩むことはできない。鋳型からの解放。
私が取り組みたいワークとして残しておく。
過去と特に母親と向き合うにはまとまった時間がいる。
さらに時間を空けて継続的にする必要性があると私は感じた。
少しは取り組んだことはあるがまだ対峙はできていない。
未来へのやりたいリスト行きだ。
現在と未来を過去の呪縛から解き放つためには、過去、親に向き合うことが必須だ。
鋳型のもとは過去にある。
考え方の癖、他人軸、どれもこれももとは過去だ。
そして親との関係だ。
特に母親らしい。
やれやれ大変な作業である。
だから私はまだできていない。
あなたは自分の過去と向き合ったことはあるか?
真正面から対峙したことはあるだろうか?
私は少しだけどある。
時間がかかるし、正直気の重い作業であることは間違いない。
負の感情を炙り出すことから始めなければならないから。
ドライに生きろ!
自分を優先する人になれ。
ドライになるということは、人を切ったり、拒絶したりすることではありません。自己中心的にわがままに振る舞うことでもありません。自分の思いや価値観を優先する、という姿勢だと思ってください。
(中略)
自分自身を尊重し、自分がやりたいことをやるためには、まわりに流されるのではなく、少々ドライだと言われても、自分を通すことが大切なのです。
多分これは、何かを選択する局面になったとき、自分はどうしたいかをまず考え、アイメッセージで伝え、それを実行するってことの繰り返しなんだろう。
私は参加したくもない集まりに参加していないか?
付き合いたくもない人と付き合ってないか?
私は自分の道を進む
自分軸、ぜひともその軸に立ちたいものである。
いろいろな境遇、いろいろな人生、背負っているものはみんな違う。
それぞれがそれぞれに自分軸に立てたらいい。
そしてそれぞれが自分の足で歩いて、幸せになることを目指して生きていけたらいいと思う。
親からの解放、親に対してポジティブでもなくネガティブでもない。
ニュートラルになれて初めて自分軸が見えてくるのかもしれない。
私は自分軸で自分の道を歩いていきたいと考えている。
あなたと母親との関係はどうだろうか?
そこにはあなたにしかわからない問題があるのかもしれない。
その問題に気づけたら、確かな軸がみえてくる。
私はそう感じている。
2026年追記
社労士試験に合格して10年が経過した。
なんとかやれている。
私は自分のペースで進めているようだ。
付き合いたくない人とは付き合っていない。
これは100%いえる。少しは自分軸になれたということかもしれない。
母親とは彼女が要支援1になり、少しだけ手がかかるようになった。
そして暴れん坊になってきた。
過去の母というより、現在の母との問題に直面中。
母の性格がより激しくなったことで、過去の鋳型の存在を目の当たりにすることがある。「あ、これか・・・」私の鋳型はまだあるな。
鋳型自体は前よりやわらかくなってきている感覚はある。
久しぶりにワークに取り組んでみたい。
母の気性が激しくなったのはまた鋳型に対峙せよということなのかもしれない。
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