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孤独の「面白さ」は最高だ|森博嗣『面白いとは何か?面白く生きるには?』を読んで④

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みんなで一緒にいる=面白い、楽しい、幸せ。そう思わされていないだろうか。一人でいることは、本当に「面白くない」のか。

みんなで一緒にいる=面白い、楽しい、幸せと思っていないか?

思わされていないか?

一人でいることは「面白くない」のか?

私は違うと思う。価値観の合わない人といるほうがよっぽど面白くないと思うがどうだろうか?

① 寂しい状況が「面白くない」の原因なのか?

人は面白くないのは寂しいからだと考えやすいらしい。だから「一人ぼっち」「孤独」がマイナスイメージとなる。

どうかな?考えてみよう。

よく、「大都会の真ん中で、こんなに人がいっぱいいるのに「孤独」を痛烈に感じることがある」と言われる。

孤独とは、他者との関係で生じるものであり、相対的なものだからである

と森さん。この時だいたいみんな「一人ぼっち」を感じ、そして「面白くない」と思う。

面白くない=寂しいと感じる。

「こんなに人がいるのに、私は一人だ。面白くない。寂しいなぁ」と感じがちだ。

「寂しくなければ面白くなる」は間違いだ、と森さんは指摘する。

「人といれば寂しくない、だから面白い」——これが世間のズレた思い込みだ。寂しくても面白いことはあるし、大勢いても面白くないものは面白くない。

例えば仕事で会社仲間と取引先とで飲みに行ったとする。

私がやりがちなのは、無理して面白くもない話に合わせ楽しいふりしてしゃべること。(我ながら最悪)

これって面白いか?私よ。

答えは「否!面白くない!」

では寂しいのか?

答えは「否!寂しくない。気を遣って寂しいどころじゃない!」

・・・そう。寂しくなくても面白くない現実は普通にあるのである。

そしてさらに、思うのは、どうして楽しいふりをして口数多くしゃべっているの?

そりゃ、こんなパブリックな場所で一人ぽつんとするのは、かっこ悪いでしょうよ。

・・・そうか、私はまわりに合わせて社交儀礼してたわけだ。

(これも一般社会では必要な技術と割り切っている。必要な退屈さだ。)

そりゃ面白くないさ。面白くないのに面白いふりをしてるわけだから。そういう付き合いはやめるが正解だ。最低限に絞るべきだ。

私は素の私で、寂しくても面白いを極めたい。

これが私には向いているし、私における「人生の成功」だと感じている。

② 一人ぼっち趣味、控えめに言って「最高!」

寂しくても面白い、そんな趣味が良い。つまり一人でできる趣味だ。

人から「社会の役に立ってない」「暇つぶしでしかない」と揶揄されながらも、長年楽しんできた個人的な趣味は、人生において大きな「面白さ」を作り出す

と森さん。

個人的な趣味。ここ、重要だ。

人間、いつどこで一人ぼっちになるかはわからない。

家族でもいつ離れ離れになるかわからない。夫婦だって離婚するかもしれない。会社だって倒産の可能性がある。同僚は失われる。

そんなときに、生きる希望となるのは「面白さ」だと著者はいう。

このことを覚えておこう。辛いときこそ、「面白さ」を探すことだ。それを忘れないように。

私は今まで、がむしゃら生きてきた。それなりにずっと働いてきた。働くことに気を取られ私こそ個人完結型の趣味を持っていないのではないか?

ちょっとぞっとした。

私の個人的な趣味は何だろう?

最期の最期、人生のピンチに頼れる「面白さ」を与えてくれる趣味ってなんだ?

私は宙を見た。

③ 私の「ピンチ」を支えてくれる「面白い趣味」って何?

人生ピンチはやってくる。そのピンチを支えてくれる面白さを探そう。私の場合はどうだろう?考えてみたので、参考にしてほしい。

ブログはどうだ??

最近、再スタートしたこのブログ。

これは一つの趣味になる可能性を秘めている。私一人「完結型」で間違いない。

大好きな本を読み、そして思ったこと考えたことを書く。

あれこれ行動して考えて、試行錯誤して満足を探す経緯を書く。

私にとっては、大事なこと。それをブログという形で残すことができる。私にとっては価値があると思われる。

自己満足でも良い。続けていこう。

さらに何かないか?

私はずっと絵を描きたいと思っている。これも一人完結できる趣味だ。

似顔絵を描きたいし、風景もいいな。何より上達したい。

私は日記をB5版の365デイズノートに毎日書いている。そこに似顔絵をよく描いている。全く似ていないためあとから見たときに、「これ誰?」わからなくなっている。これを避けたいな。一目で見てあの人とわかるようにすれば、日記の読み直しももっと楽しいだろう。

ぬり絵も簡単で楽しいかもしれない。

母が、ぬり絵が好きだから一緒に塗っても良いかも。

他にないか?

やはり究極の趣味と言えば「一人旅」だろう。これはまさに王様。これは忘れてはあかんやつだ。

みんな大好き「旅行」である。

私もご多分に漏れず大好きだ。一人完結型の趣味に格上げするためには、一人旅だ。

すでに時々やっている。

それを趣味の領域まで高めていこう。月に1回くらいは遠出する。慣れれば月に1回宿泊旅行だ。

私の場合、「一人」プラス「格安」がいい。この両輪が価値観に合っている。車中泊のプロになり日本全国、銭湯を利用しながら旅するのも良いな。たまに泊まりたい憧れの宿に泊まったりして。自由、きまま、そして私の知的好奇心の赴くままが旅するのが良い。アーティストデートのビック版。

思わずにんまりしてくる。

その他はどうだろう。私は成果が見える点で資格試験に挑戦することも入れたいと思う。私が関心あるのは英語。何十年もやってきている英語、いつも挫折してきた英語。準1級を受けて落ちたのが20代後半だったか?それ以来英語の試験は受けていない。もう一度英語を勉強してみたい。勉強といえば堅苦しいが、何かを会得することは時間をかければ必ずできると私は考えている。これは経験則だ。やったらやっただけ成果が実感できるところがいい。

そして外せないのが運動だ。これは正直得意ではないが、自分一人でできる筋トレを入れたい。スクワットとかかと落とし、ゴキブリ体操・・・ちょいマラソンも良いかもしれない。「筋肉は裏切らない」誰かが言っていた。これも真実だと思う。運動を趣味化する。これは50代必須だろう、趣味と実益を兼ねた最上級クラスといえる。

思えばほかにも候補になりそうなことはいろいろある。

陶芸もやってみたい。自分で作り上げる感覚がリアル。楽しめそう。自分で焼いた器で食事。うん、理想的。

園芸も良いな。植物を育てることはわくわくする。今日より明日、育つ変化が楽しめる。土を触れることもポイント。

鳥の巣を作って観察もしてみたい。(「僕には鳥の言葉がわかる」を読んで|50代、新しいやりたいことを見つけた

動植物を育てること、これは興味ある。朝顔でもジャガイモでもトマトでも何でもいい。サボテンでも良いかもしれない。育てること。育むこと。「良いね!」私の奥で返事が返ってきた。

最後に、森さんの言葉を記載しておく。趣味が全くなくて、退職したら一気に寂しくなる可能性のある人が多いらしい。その人たちに向けて

少しずつでも新しいことにチャレンジして、自分の楽しみを少しずつ作っていくことで、人生は「面白く」なるはずだ。大事なことは、エネルギィをかけること。種を蒔いて、畑の世話をすること。そうすることで、いつかきっと大きな収穫がある。

良いですね。

要は自分がやってみたいことを片っ端からやってみること。その一歩を前に出し続けること、そして継続してみること。すると私だけの「面白い」花が私の庭につぼみをつけ始める、そういうことだろう。俄然やる気になった私である。

④ 一人で心底楽しめるという才能をゲットせよ。人は孤独に向かって生きている!

これは私自身への命令だ。50代、ここを大事にする必要があると思う。「心底楽しめる」がポイントだ。中途半端な時間つぶしだと私は勿体なく感じてしまう。

今サラリーマンで頑張っているあなたはどうだろうか?

他者がいないと生じない「面白さ」しか知らない人は、一人になったとき地獄のように苦しく感じるらしい。

と言われる。私はそうはならないと今のところ考えている。一人はかなり得意で好きだからだ。そんな私でも没入する一人完結型の趣味があるのか?と言われるとちょっと自信が持てないのは前述のとおりだ。頑張って時間を作ってトライしていこうと考えている。

そしてさらに

念頭に置くべき大原則がある。人間は、死ぬときは一人だ、ということだ。(中略)年齢を重ねるほど、自分は相手を受け入れなくなるし、相手も年寄りを避けるようになる。大雑把にいうと、死ぬまでに一人になれるように出来ているといっても良いほど、少しずつ孤独へ向かうのである。

ほっておいても自動で年齢とともに人間は一人になっていくようにできているみたいだ。他者からも好かれなくなり、自分も他者を受け入れることが難しくなる。これを知っておくことは重要だ。そうなったときに気が付くのでは少々遅いと思うが如何であろうか?年を取っていくということは一人になっていくということ。私はふと、年老いた母のことを考えていた。

もしあなたに今没入できる趣味がないのであれば、一歩でいい。何か始めてみてほしい。その一歩が大きな一歩だったと思える日が来るかもしれない。

自分以外の人の「面白さ」を素直に受け取る感受性と面白いな!と思う積極的な気持ちが大事だと森さん。

「面白くないな」と思うのは、はっきりいって損だ。隅々まで探して「面白さ」を見つける姿勢を、いつでも持っていること。それが「面白い」生き方の基本だ

面白いにアンテナを立てよ!妖怪アンテナを立てろ。私もアンテナを高く立てて、見つけ実行していくつもりだ。あなたもご一緒に、ぜひ。

この本について

今回参考にしたのは森博嗣『面白いとは何か?面白く生きるには?』です。

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