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褒め達人と言われた私が気づいた。「褒める」と「取引する」は全然違う

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褒めることで、私は相手から何かを引き出そうとしていた。それは愛ではなく、取引だった。

褒める人は貴重だ

斎藤一人さんの話で聞いたことがある。

「日本人には褒める人が圧倒的に足りない。みんな褒められたい人ばかりだ」

「褒めることができれば、それだけで貴重な人になれる」

確かにそうだ。あんまり褒める人にあったことがないな。良いこと聞いた、私はそう思った。それ以来、褒める人になることを意識してきた。

SNSの投稿には必ず褒めるコメントをした。Facebookでは特にそれを心掛けた。

そうしたらある日、交流会で知り合った人にFacebookでこうコメントしてくれた。

「褒め達人だね」って。

褒めることを意識していたので純粋に嬉しかった。伝わるんだ。私は有頂天になった。

でも現実はそう簡単じゃない

SNSの薄い関係ならうまくいく。面と向かってないし軽く意見できる。

でも現実の人間関係となると、難しい。実際に目の前で会話が流れているし、相手の意図と私の意図がズレることもある。褒めたことで意図がかみ合わず墓穴を掘ることもある。そういう意味じゃなかったんだけど・・相手のことがよくわかってない時はなおさらだ。

そしてさらに頑張って褒めたのに、喜ばない人もいる。あれ? 褒めるポイントを外してしまったのか。人によって褒められてうれしい点は異なるし、本心から褒めてないと逆効果だ。私の中ではそんな時、褒めても期待した反応が返ってこないとき、膝を抱えて小さくなっている私がいた。

「せっかく褒めたのに、なんでその反応なの?」「このことは褒められたくなかったのか?」たのしく会話したいだけなのに、この私の気まずさは何?

根本裕幸さんの「人付き合いで疲れない方法」を読んで気づいた。これは褒めてるんじゃない。取引していたんだと。そして自分の中の適当さにも気が付いた。

私は「取引」をしていた

根本さんはいう。本当に相手のために与えることは「愛」だと。でも相手の反応を期待しながら与えることは「取引」だと。

本当にいいと思った、本心から素晴らしいと思った。この気持ちを相手に伝えたい。それは私の実際の感情だから。これは正直だし伝えたい思いは私の本心だ。素晴らしいから相手に伝えたい。これが本当に相手のためになる。だから愛ってことだろう愛には喜びと充足感がある。

それとは別に、「日本には褒める人が少ないのか。じゃ、褒めまくれば貴重な人間になれる」こんなアクドイことを無意識に計算していたのでは、それはうまくいかない。「褒める」っていう素晴らしい行為に打算が含まれることになるからだ。私の目前にいる人もバカじゃない。「打算」があることくらい察する。これはプラスどころかマイナスだ。会話にとっても私にとっても相手にとっても。

取引は期待通りに進まないと怒りが生まれる。それは私の中の話。相手の中には、「不快」が生まれるかもしれない。適当に褒めるという打算が見えれば、不快は生まれる可能性がある。

私がやっていたのは「取引」だった。しかもそれは相手に不快を与えるかもしれない危ない取引。

褒めることで、相手の好意を引き出そうとしていた。それには適当に褒めるという打算がちょっと含まれていたかもしれない。

だから反応がないと私はがっかりしていたし、一瞬「ひやっと」していたのだ。そして会話の後、しょんぼりしたんだ。

妙に納得した。

自分軸で与えるとは

純粋に相手が喜ぶことをしてあげる。自分の本心から伝えたい言葉だけを発していく。見返りを求めない。それは人間関係と会話の基本だった。いつの間にか適当さが混在していた。取引も混じっていた。

良いと思ったことを良いといった。これだけなら相手のことは気にならない。相手の反応を気にしないだろう。相手の反応にがっかりすること自体、取引していたってことだ。

良いと思ったことを伝える、褒めること自体に喜びを見つける。

これが自分軸で与えるということだ。

褒めるっていう日常にあふれている事象にも、危うさがあることを理解した。

私ががっかりすることには原因と理由がある。それを解きほぐしていくと意外な発見があるものだ。本心からの良い思いを口にする=褒めることとなる。本心からポイントだ。これを意識するだけで、人間関係が深まる気がしている。

褒め達人への道が進んだ気がする。まだ道半ばではある。褒めの達人になれたら、人気者間違いなしだろうな。

あなたは褒めることは得意だろうか?私は結構好きだ。でも今回見たいに引っかかることもある。

目の前の人を見て、ほんとに良いなって感じたことがあればぜひ伝えてあげてほしい。

あなたのテンションが少し上がればそれは成功だ。

私は今日も一つだけ、本当にいいと思ったことを伝えてみようと思う。

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孤独との向き合い方の原点は、こちらに書いた。

孤独が怖い?50代おひとり様の私が「孤独は美しい」と思えるようになった話

こうした気づきも、私の中では一本の線でつながっている。

このブログ全体の考え方は

お金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいこと

にまとめている。

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