何十年も株を買ってきたのに、私は一度も四季報を開いたことがなかった。
はじめての四季報・・・あなたは四季報を買ったことがあるか?株式投資家なら本屋で手に取ったことはあるのではないか?私はなかった。株式投資は何十年もしているのに、買ったことがなかった。以前は図書館においてあった気がする。いつのころからかそれもなくなっていた。
以前より私は適当に株を買い、売りしていた。そして買値を割れば塩漬けし、売った後で上がれば悔しがった。そう、感情だけは人並みだがそこに私なりの理論やストーリーは持ち合わせていない。よくいる投資家ではなく投機家ってやつだ。人の意見や雑誌の意見でふらふら購入していた適当人間だった。
それでも月日のおかげでポートフォリオ自体はプラスを維持できている。そして有り難いことに市場からも退場することなく資産を置いていることができている。これはたまたま運が良かったそれだけのことだ。実力ではない。このままで、終るわけにはいかない・・・こんな適当野郎でおわっちゃいけない。もっと投資のことをしっかり理解したい。それが浮かんた答え。そして決めた。「投資家になろう」と。
行き当たりばったりの株式投資は止めだ。もっと自分なりの根拠を持ち自分の責任で(ある意味投資はいつも自己責任だが)大事なお金を活かしたい。安月給で貯めた大事な大事なお金だ。その運用に本気で取り組んでいないとは我ながら驚きだ。ごめんよ、私のトラの子たち。謝りたい心境になる。
そこでまず手に取ったのが四季報。よく本屋で見かけた分厚いあれだ。1冊3780円、ワイド版を買い求めた。ちらっとめくる。うわぁ、文字が小さい!!ワイド版でもかなり小さいと感じた。これは、高齢投資家には酷だわ。文字と数字が所狭しと並んでいる。見開きで4企業内容特に数字はちんぷんかんぷんだ。売上ってあるから、この数字は企業の成績だろうから、段々増えていたら良いんでしょ?その程度の理解。そんな素人が四季報を開いて分析を始めた。ここにその小さな足跡を残していきたい。一歩は一歩、間違いない。後でこれが私の本当の記念すべき第一歩だったと言えるように・・・
まず見るべきところ
私が今回読んだのは秋号。(2026年追記 何年の秋号かはわからない。忘れてしまった。)四季報は年に4回出版される。四季報は最初企業の単なる成績表だと思っていたが、違った。東洋経済社の記者が独自に各企業の業績を予想しているのである。秋号は第一四半期決算後に取材して作られる。初心者の私はまず記者の予想を信じて見ていった。
記者は各企業を研究し、聞き取りし、調べて記事を書いている。記者の予測が会社の業績予想より高ければ、そして記者の目利きが正しければ、企業は上方修正をしてくる可能性が高いということだ。記者の目を信じてもいいし、信じなくてもいい。必ず当たるわけでもないからだ。そして記者の読みどおり上方修正したら、おそらく株価は跳ねる。儲かる可能性が高いということだ。
その見方を紹介する。四季報の欄外に「四季報予想・会社予想の乖離マーク」がある。これが上矢印でニコちゃんマークなら、今後上方修正をしてくる可能性があるということだ。最初はこれだけで良い。
そう思ってページを捲っていったものの相当な数がある。うむ、どうやら日本企業は割と業績がいいってことだな。そしてどうやら慎重な会社が多い。だからニコちゃんと上矢印が多いんだ。それが実感だった。こういった実感というやつも時間をかけて見てみないと多分、掴めない。結構時間かかるんだよね、四季報。
四季報読みは付箋貼り
ここからは私の見方を紹介したい。私は付箋貼りを励行している。ざっとみて私が目星をつけた企業に付箋をつける。付箋はその特徴で色分けしたほうがいい。私はこんなかんじだ。
現在保有してる銘柄:黄緑 業績拡大中の王道銘柄:青 絶不調だが復活ののろしが上がれば買いたい銘柄:紫 小型でニッチ領域に強い銘柄:オレンジ
こんなかんじだ。できればエクセルなんかにまとめれば良いのだろうけど、それはなかなか重労働だ。私はできていない。IT苦手なんだよね、私。(笑)何もマークなしだと、自分の気づきを忘れてしまう。だから付箋貼りを実行している。
ここまで見るのに数日要した。付箋貼りだけでである。本気で見る人は徹夜して見ているらしい。(凄!)
余裕あればROEは見たほうがいい。
四季報を見ることに慣れてくると、ROEのチェックはお勧めしたい。ROEが伸びていれば企業の稼ぐ力が伸びていることになるからだ。ROEは10%は欲しいところではある。
ROEとは、「Return On Equity」の略で、「自己資本利益率」のこと。株主が出資したお金を元手に、企業がどれだけの利益を上げたのかを数値化したものだ。「企業がどれぐらい効率良くお金を稼いでいるか」を表す数字のこと。小難しい話だ。ようは毎期の決算ごと売り上げとこのROEが伸びていれば期待できる。その程度の理解から始めればいいと思う。
あなたは日本株の個別銘柄を持っているだろうか?持っているなら私よりよっぽど詳しいかもしれない。まだこれからの人。一冊、重いけど四季報、見てみることをお勧めする。日本にはこれだけの企業が上場して市場の評価を受けている。頼もしいと思うのは私だけだろうか。
数字が見えてくると、四季報が宝箱に見えてくるかもしれない。私はまだ道半ばである。(笑)買わなくていい。本屋で山積みされてる分厚い四季報をみかけたら、ちっらっとみてほしい。
最初は目に痛い。すべてはその痛さからはじまる。
※投資は自己責任でお願いします。この記事は投資助言ではありません。
私が30年投資を続けている理由は、こちらに書いた。
貯めたいだけならとっくにやめていた|私が30年投資を続けている理由
お金の使い方について考えた話はこちら。
死ぬときが一番お金持ちになりそうな私の話|お金を使うのが苦手な理由を考えてみた
お金の不安が減ったら、一人旅に行けるようになった話|50代おひとり様の行動が変わった理由
お金の話は、結局のところ「どう生きたいか」という話につながっている。
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お金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいこと
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