あなたは保険に加入しているだろうか?
私はがっちり入っていた。
かなりの重装備。いつでも出陣できる武士並みに鎧で覆われていた。
私が鎧をまずまとったのは、20歳の時だった。
・・・時は流れて30年 50代になった私はすっかり鎧を脱ぎ捨てている。
そりゃもう軽やかだ。
今日は私が保険に加入して、ほとんど解約したお話をしよう。
なぜ保険にがっちり入ったのか?
まずお金大好きな私がお金ではなく、なぜ保険に入ったのかを話そう。
やはりそこには母の存在があった。
20歳で車免許を取得した時だった。
交通事故を憂えた母が知り合いの保険会社のおばちゃんに相談し、
彼女のすすめで加入した。
傷害保険だけではなく10年だったか5年だったか、
私が生きていれば10万もらえる特約付きだった。
ひと月10000円の保険料。
これが第1弾。
続いて郵便局の養老保険に加入。
これはかなり貯金に近いものだった記憶がある。
35歳の時満期を迎えた。
これも母の勧めで加入。
かなり利率が良かったと思う。
バブル期の高い金利を享受できた。
ナイスだよ、お母さん!
35歳で500万くらい手にした記憶がある。
そこでまた、
郵便局の商品に加入した。
終身保険だ。
これが第2弾。
60歳より5年おきに68万もらえて、入院保険金、手術保険金も特約でつけた。
これひと月18000円の保険料だった。
私が若き日から保険に入っていたのは母の意見が大きい。
それで実際、郵便局の貯金めいた保険はかなり利回りが良かった気がする。
満期になったらまた保険に入りなおした35歳の私。
母の教えが自分の中に血肉になっていたみたい。
自ら保険に入ってる。
その後月日が流れ46歳の時、保険証書をみてみた。
平成10年から平成20年ごろ、保険の見直しがしきりに言われ始めたころだったと思う。
私も気になっていた。
保険は見直し必須。
このころだ、「保険の見直しを無料でする保険案内会社」がでてきたのは。
保険金は一括で払い込み済みだったので毎月の支出はなかった。
毎月の払いがないからといって、放置もよくないだろう。
私は証書を見た。
入院したときに1日5000円?
手術したときに20万?
障害になった時に等級に応じて傷害保険金??
いらないと感じた。
第一生命の10万もらえる特約も不要だと思った。
保険料払わなければ10万なんてあっという間だろう。
私は不要な特約はすべて解約した。
そして私は解約することに決めた。
もちろん、それぞれの保険会社、郵便局に出向き説明を聞いた。
そのあと何かに入りなおしたほうが良いのか、無料保険相談窓口にも足を運んだ。
結果、解約だけすまし、追加の保険は加入しなかった私。
ここで解約したのは定期的に10万もらえる第一弾の
「定期保険特約・生存給付金付き定期保険特約」。
第2弾 35歳で入りなおしていた郵便局。
60歳から5年おきに68万もらえる部分だけ残して
(これはお宝保険らしい)入院と手術、障害このあたりを全部解約した。
さっぱりした。
結果。めちゃくちゃさっぱりした。
私は一括払い込みだったためか、実損はまったくなし。
解約したので数百万お金がもらえたと思う。ラッキーだった。
なぜ解約したのか。
独身で、子供もいない。
誰かに何かを残すための保険ではない、とまず思った。
それに資産も少しずつ増えてきていた。
何かあっても、自分の蓄えでなんとかできるかなと考えた。
決定的だったのは、高額療養費制度を知ったことだ。
医療費には上限があり、思っていたほど怖いものではないとわかった。
それなら、保険より現金で持っておくほうがいい。
そう思った。
第一弾の生きていたら10万は、保険料を減らせば1年でペイできる。払う意味がない。
第2弾の入院や手術に備える部分は、お金さえあれば余裕で賄える。
保険で用意する合理的理由は存在しない。
解約して気分良くなったところをみると、正解だったのだろう。
いまもって余分な特約をなくしたことに後悔はない。
まったく。
保険の意義とは?
そして思えば、このとき受け取ったお金は、今の株式投資の種銭になっている気がする。
鎧を脱いだ分を、次に進むために使った、ということなのだろう。
よくやったといいたい。
結論はこうだ。
残した郵便局の保険は、5回に分けて68万円ずつ、
合計340万円が出る予定になっている。
年金の受け取り方についてはこちらの記事でも考えたが、
この保険も似たような感覚で残している。
もし途中で死んでしまったら、
340万円からそれまでに受け取った分を引いた残りがまとめて出る。
それは私の後のことを手続きしてくれる人に全部渡せる。
つまり、生きていれば年金のように受け取れるし、
途中で死んでも、残りはちゃんと出る。
どちらに転んでも、340万円は無駄にならない。
これが、私が最後に残した「お宝保険」だ。
葬式をするかしないかは、あとの親族におまかせ。
私はどっちでもいい。
もしするなら、その分から出してもらおうと思っている。
鎧はもう着ない。
でも、これくらいの備えは、持っていてもいいと思っている。
あなたも鎧の点検してみては?
重装備の人、50代には多いと思う。
親は高金利時代を生きているので、私のように親の勧めで入ってる人もいると思う。
そういう昔の保険にはお宝が混じっているので、解約時に要確認。
なんでもかんでも鎧を脱げばいいわけじゃない。
今さら買えない、黄金製の鎧もある。
脱いでいい鎧が多いのも確か。
あなたにも軽やかになってほしい。
お金の話は、結局のところ「どう生きたいか」という話につながっている。このブログ全体の視点については以下にまとめている。
お金の話ばかりじゃない理由|50代おひとり様がこのブログで伝えたいこと
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