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「孤独に生きよ」3 読書のすすめ、孤独のすすめ

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50代の人にお勧めの本「孤独に生きよ」 今回は本題の孤独の美味しさと読書のすすめについて書いてみたい。私は森博嗣氏の考え方が好きだが、今回もまた類似の主張の本に出合った。もちろん、私には心地いい部類だ。

この記事は3回シリーズの最終回である。
「孤独に生きよ①」 「孤独に生きよ②」

この本は50代の田中氏が、居ても立っても居られなくなって現代社会に警鐘を鳴らしている、そんな絵がみえてくる内容になっている。
一人で仕事をせざるを得ない作家の著者が、その生業としている文章と孤独について語っている。
その部分について私の感じるところを述べてみたい。

心に刻め、何かをなすために孤独は必須。

本の題名が「孤独に生きよ」である以上、著者は孤独に対して前向きである。
そして私も孤独推奨派の人間だ。
立ち位置が同じ。
私にとって響くのは、考えのベースが同じ著者の本ってことだろう。
孤独を愛していたのは前の記事で触れた池田晶子氏も同じだ。そして森博嗣氏も。書き方と微妙な孤独への愛着は違うものの、其々の言葉の響きがそれぞれに味わい深い。
「絆」は家畜を縛る縄だった。森博嗣「孤独の価値」を読んで孤独死を恐れなくなった

私にとって孤独は心地いい、春風みたいなものなのである。

さて思考停止、つまり奴隷状態に陥っているのに気付いたあなたは、そこから逃げ出したあと、自分にとって価値ある「なにか」を足がかりに新たな道を拓こうとする。本当にやりたい職業を目指して歩きはじめる。そのとき、あなたは深い孤独の中にいるはずです。
今からこんなことをはじめて果たしてうまくいくのだろうか。間に合うのだろうか。もたげる不安に孤独は募る一方でしょう。あなたはあたなのすべてを背負っているのですから。不安とは一人きりで感じるものであり、不安を抱くことそのものが孤独なのです。
孤独を拒んでなしえることなど、なにひとつありません。自分のやりたい道に舵を切れば、必ず孤独に直面します。

田中氏は不安を抱くことも孤独のなせる業であると指摘している。
確かに他人と一緒にいて深く不安を感じることは難しい。会話しないといけない場合もある。物思いにふけることはできない。
孤独であることは物事を深く考えることの必須条件だ。
だから孤独を拒んでなしえることはない。自分のやりたい道に進めば必ず孤独に行きつくということなんだろう。

私は自分で考えるためには孤独でいる必要があるし、孤独でいないと本当の意味で生きることは難しいのではないかと考えている。
だからそれぞれがきちんと生きるために、人間は構造的に「絶対的な孤独」に立脚しているのだと思う。ほら、生まれてくるときも一人、死ぬときも一人っていう事実だけでもそれはわかると思う。
これが生きるためのデフォルトになっている以上「孤独」の重要さは計り知れない。

何かをなすために孤独は必須。
さらに、私を生きるために私にとって孤独は必須と私は言いたい。

孤独と読書。言葉を自分にためていく作業の大切さ

そして孤独でないと読書はできない。
(ただ、厳密には読書中は本の世界に脳は旅しているので、孤独ではないかもしれない。)
著者は作家であるだけに、読書を強く勧めている。なぜか。

人間の脳、身体は、いわば言葉の入れ物です。そこから言葉をどんどん出して、出した分だけまたどんどん入れていかなければならない。他者の言葉を知らずして、自分の言葉は生まれません。自分の言葉かなければ喧嘩一つできないし誰かと仲良くするのもかなわない。人間の正体は言葉そのものと言っていいくらいです。

言葉で人間はできている。読書をすれば多彩な言葉が自分の中に入ってきて、人間そのものが豊かになるということだろう。読書せよ。著者は夏目漱石やドストエフスキーなどスタンダードな作品を勧めていたことを書き留めておく。時間という研磨剤でも負けずに読み継がれている作品には、言葉の力があるということだろうか?

言葉は大事だ。私が思う以上に言葉は大事だ。心の中で呟く言葉も気を付けたい。
なんといっても人間の正体は言葉そのものだと著者がいうくらいだから。

そういえば私の知人に非常に語彙力が多様な男性がいる。
抽象的な説明が上手い。そのものずばり端的に指す単語を持ってくることができる人だ。
聞くと彼は「社会保険労務士、行政書士、英語検定1級」と素晴らしい能力を持っていた。
中でも英検1級が目を引いた。道理で日常会話でカタカナ英単語を混ぜてわかりやすく説明できるわけだ。
これらの資格から察するに相当、文章を読み込んでいると思われる。
言葉が体に蓄積されているのである。
うらやましい限りだ。

さて、私、言葉を身体にためているだろうか?

自問してみる。わからない・・である。
前出の彼は私以外にも「語彙力がある」と言われてことがあるらしい。だから「多分僕は語彙力あるってことだろうってことにしてます」と笑っていた。
いや、間違いなくあるでしょ?! 私が語彙力が豊富って思ったのはあなた一人よって伝えた。

私は自分の中にいい言葉を蓄積していきたい。

やはり岩波文庫かぁ。純文学を読み始める、読み直してみるのも良いかもしれない。

あなたは最近、本を読んだだろうか?
どんな本を読んだだろう?
面白い本があれば教えてほしい。

ちなみにであるが、私は友人が勧めてくれた本は読むことにしている。私というフィルターが機能すると読む本に偏りがどうしてもでてしまうからだ。
田中氏おすすめの夏目漱石やドストエフスキー、良いかもしれない。

孤独は素晴らしい。
そこから言葉の大事さを改めて認識できるのも読書の醍醐味といえるかもしれない。

この本が気になる方はこちらから

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こうした気づきも、私の中では一本の線でつながっている。
このブログ全体の考え方は
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にまとめている。

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